 建築家 稲葉 匡則 経歴
1952年10月19日 誕生
血液型 O
東海大学 海洋学部 船舶工学科卒業
工学院大学 建築学科卒業
畝尾典敏建築事務所
市来崎建築事務所
早川総合設計
上記を経て、独立
一級建築士
インテリアプランナー
（財）千葉県産業振興センター専門家 登録
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良い家とは何でしょうか？と良い暮しとはどの様な事なのでしょうか？とは其々同義語だと私は思っています。 何時の頃からか、特に住宅が製品として売られ、他の製品同様にメーカーが販売する様に成りました。 其の事自体は特に悪い事でも問題でも無く、寧ろ、より安く品質の良い住宅を提供する手段として、私自身も歓迎する処なのです。
しかし、其の事が進むにつれて製品偏在と成り、本来、人の生活があっての住宅である、という本質的な事がおざなりに成って居る様に思えるのです。
私が育った時は昭和20年代で、丁度、映画｢三丁目の夕日」其の物の世界でした。確実に現在の住居環境より悪く、寝食を共にする部屋にちゃぶ台を置き、皆で其れを取囲んで過したものです。海の向こうに居る方達は、そんな私達の家を、ウサギ小屋などと呼んでいました。でも、其れでも幸だったのです。 其の事は、人の生活とは現在言われて居る処の、住宅の品質や性能ばかりでは無いと、言う事ではないでしょうか。
私は、建築家を目指し、この会社を立ち上げるに当たり、設計しデザインをする事で、本来の人の生活を見直し、何時迄も飽きの来ない素敵な生活が送れる環境を造って行く事を目指しました。
弊社が提案する住宅には、大きく分けて3タイプが御座います。其々、住む人の考え方、建てる場所の環境の違い、そして趣向の違いにより、皆様に判り易く私達の考えを形で分けてあるのです。
皆、其々素晴らしい建築だと自負しておりますが、共通として在るのが、先程お話させて頂いた、素敵な人の為の生活を造り出す、と言う事なのです。
其々、使う材料や工法、示す世界に違いが御座いますものの、一貫しているのが、住み、使う方成りのより素晴らしい生活を演出する事と、廻りの人々をも是非、その建築が其処に何時迄も在って欲しいと願う、住宅なのです。 所謂、其の事は、皆でその住宅を大切に使い、何時迄も存在出来る事で、地球の環境にも資源にも優しい、無理のない生活を送る事に繋がるのではないでしょうか。
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